僕は東京生まれ、東京育ちです。夜になると街に出かけ、朝学校へ行き寝る。そしてまた夜街に出る、と言うルーティンをこなすガラスの十代でした。その街で出会う先輩や友人、憧れの眼差しで見ていたアンダーグラウンドヒーローな大人達は、「いいかげん」や「てきとう」の塩梅がいつも最高で恰好良かった。その「良い加減」や「適当」のさじ加減の感覚は今、僕が物事を決める大切な要素の1つとなっているっぽい。